不登校でも高校には行った方がいい?フリースクールきのこが行う学習サポートについて

原田先生ブログ

こんにちは。 安城のフリースクールきのこの原田です。

今回は、きのこでの学習サポートについてお話ししたいと思います!

きのこを利用いただくお子さまの中には、「勉強を見てもらいたい」という方もいらっしゃいます。

ここで最初にお伝えしておきたいことは、 ”きのこでは勉強を強要することはしない”ということです。

塾のようにがっつりとサポートをさせていただくことはもちろん可能ですが、 それはお子さまが希望された場合にのみ、させていただくようにしています。

きのこはお子さまにとって安心できる居場所として利用していただきたいと考えております。きのこに行ったら勉強させられる… 行きたくないな… という負の気持ちを生ませてしまうと、お子さまの居場所がなくなってしまいます。 そうなっては、一人でも多くのお子さまを笑顔にしたいという原田の気持ちと真逆の結果になってしまいますよね。

以上の理由から、”きのこでは勉強を強要することはしない”とお伝えしております。

ただ前述のとおり、お子さま自身が「勉強を頑張りたい!」と思われている場合は、こちらも全力でサポートをさせていただきます!

ということで、もしお子さま(ご家庭)からこんな相談をお受けしたらこのように対応しますという一例をご紹介しますね。

事例①休みがちでテストで点が取れない

中学3年生です。中学1年生の途中から学校へ行けない日が増えてきて、定期テストには出席しますが思うように点数が取れません。 本人は勉強したいという気持ちが強いですが、体調を崩しやすく、ずっと寝ている日もあって、決まった時間に塾へ通うことも難しい状況です。きのこさんではどのようにサポートしていただけますか? 

もしきのこへ来ていただけるようでしたら、お預かり時間中にお勉強のサポートをさせていただきます。ずっと隣に座ってご指導させていただくことは難しいのですが、時間を決めて先生が教える時間とICT教材を活用する時間を組み合わせて進めていきましょう。中学3年生ということで、進学も考えている時期かと思います。今の状況(習熟レベルや進路希望など)を伺ったうえで復習・予習をどの割合で進めていくのかも相談していきましょう。

またもしきのこまで来るのも厳しいということであれば、こちらから訪問してご指導させていただくこともできますので、ご希望の場合はご相談ください。

事例②本人が勉強の遅れを心配している

小学3年生です。小学1年生の3学期から行き渋りが始まり、今は時々、午前中のみ母親と一緒に登校していますが、1時間程度で帰宅することが多く勉強は全くやれていないです。私(母)は、今は勉強させなくてもよいかなと思っていますが、本人は遅れていることを心配しているようです。どうしたらよいでしょうか? 

お母さんがどうして勉強をしなくてもよいと思っているのかをお子さまにお伝えしましょう。おそらく一番は「お子さまの体調を考慮して」ということだと思います。今は無理をせずゆっくり過ごしてほしいというお母さんのお気持ちから、今は勉強をしなくてもよいと判断されておられるのかなと思います。ただ、お子さまが本当に無理をしているのかどうかはお子さま自身に確認したほうが良いです。まだ小学3年生だから本人に正しい判断は難しいのでは?と思われるかもしれませんが、お子さまはお母さんが思っている以上に自我をしっかり持たれていることがあります。お母さんのお気持ちをお子さまに伝えたうえで、改めて勉強を進めていくのか、いったんお休みするのかを考えていきましょう。

そのうえで、やっぱり勉強をしたいとお子さんがおっしゃったときは、一緒にカリキュラムを考えていけたらと思います。

高校には行った方が良いのか?

さて、ここで皆さん一度は考えたことがあるかなということを話題として出したいと思います。

それは「高校は行ったほうがいいのか」という問題です。

高校に行くべきか行かなくてもよいのかというのは本当に人それぞれの考えがあって答えが出ないものかなと思っておりますが、 原田が個人的に大事にしていることは「学び続ける」ということです。

中学を卒業したあと、普通高校へ行くのか、通信制高校へ行くのか、専門学校へ行くのか、就職をするのか、まったく違う道へ進むのか、人それぞれ選択する道は違うので正解はありません。 ただ、どんな形であれ何かしら学び続ける姿勢は大事にしてほしい。

これは大人になって社会に出てからでも言えることで、今自分が置かれている環境で、常に何かを学び自分のなかに落とし込んでいく、成長し続けることは何歳になっても大事なことだと私は考えています。

自分が成長を続けるために、高校へ行くという選択をするのか、独学で資格を取得するのか、だれかに弟子入りするとか、自分にあった選択を見つけてもらうために、きのこに来ていただき、一緒に考えていきたいなというのが私の想いです。 お子様とご家庭のスタイルにあったご提案をさせていただければと思っておりますので、 興味がある方はぜひ一度ご面談にお越しくださいね。

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