ゲームを競技として捉えるeスポーツを、不登校や引きこもりの子どもたちへの支援に取り入れる事例も広がっており、eスポーツが持つ側面はさまざまです。
そうした中、一般社団法人愛eスポーツ連合(愛知県名古屋市・片桐正大代表)は1月22日、「第25回愛知・名古屋eスポーツ研究会」を開催します。
昨年12月11日に行われた「第24回愛知・名古屋eスポーツ研究会」が好評を得たのを受けて、テーマは前回に続き「eスポーツと教育の未来」。会場は、名古屋市中村区に来年4月開校するeスポーツ高等学院名古屋校/ナゴヤeスタジアムです。
今回は、第25回研究会の内容や、一般社団法人愛eスポーツ連合についてお話します。
第25回研究会の主な内容
今回開催する「第25回愛知・名古屋eスポーツ研究会」は、従来の対象である賛助会員企業や官公庁、地方自治体などに加え、東海エリアの教育関係者が招待されます。
当日は、東京ヴェルディeスポーツGMも兼任する同連合代表理事の片桐正大さんが、東京都渋谷区内の中学生を対象に実施した「デジタルクリエイティブ&eスポーツ部」の運営を報告するほか、eスポーツ業界をけん引するゲストを県内および全国の企業などから招待し、「eスポーツを取り入れた教育の可能性」についての講演が実施されます。
そのほか、閉会後には約30分にわたり懇親会が行われます。名刺交換をしながら立ち話をする形式となっており、気軽に参加することができます。
前回の懇親会では、「eスポーツで高等学校の学習指導要領を達成できるのか」「不登校児の自立をサポートする手段にしたい」「デジタル人材育成の重要性」など、eスポーツに寄せる期待や疑問が聞かれ、活気あふれる場になったとのことです。
「愛知・名古屋eスポーツ研究会」とは
「愛知・名古屋eスポーツ研究会」は2019年11月にスタートし、毎月異なるテーマを掲げて、東海エリアの賛助会員企業や官公庁、地方自治体、企業、団体へ情報発信を行っています。eスポーツの正式種目化が有力視される「第20回アジア競技大会2026/愛知・名古屋」に向けて積極的に活動しています。
一般社団法人愛知eスポーツ連合について
愛知eスポーツ連合は「愛知・名古屋を中心とする地域においてeスポーツを統括し、その普及振興を通して 経済社会の発展に寄与する」ことを目指し、2018年2月に 前身の「愛知県eスポーツ協会」から名称変更し、「一般社団法人 日本eスポーツ連合(JeSU)」の地方支部認定を受けました。
さらに、2019年10月10日に一般社団法人化し、「第20回アジア競技大会2026/愛知・名古屋」の開催を控えるこの地域において、その種目としての採用が有力な「eスポーツ」と、それをとりまく経済の可能性を伝えることで、地域経済発展への寄与を目指すとしています。
開催概要
- 日時:2023年1月22日(日)14:00〜16:00(開場13:30〜)
- 会場:eスポーツ高等学院 名古屋校/ナゴヤeスタジアム
- 住所:愛知県名古屋市中村区名駅2-45-19 桑山ビル6階
- 主催:一般社団法人 愛知eスポーツ連合
- 定員:50人(※定員を超えた場合は抽選)
- 参加費用:無料
- 詳細・申し込み:https://forms.gle/K9wrM8ABjbYWLfd56
- 申し込み締め切り:2023年1月19日(木)
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