こんにちは。 安城のフリースクールきのこの原田です。
今回は、フリースクールと学校の関係について、原田の考えを少しお話しします。
フリースクールきのこに通うと「出席扱い」になるの？
特に、中学生のお子さまをお持ちのご家庭から質問をいただくことが多い
「フリースクールへの出席は学校の出席日数にカウントされますか？」
という内容について。
現状、フリースクールきのこでの出席は、学校の出席数には換算されません。
そうなると、「出席扱いにならないのなら行く意味ってあるの？」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かに、学校と同じ機能をもつところへ通わせたいという考えるご家庭にとっては、きのこに来ることは意味がないかもしれません。
きのこの役割とは
では、きのこではどういうことをしてもらえるのか？
そういうご質問をいただいたときの原田の回答は、
「お子さまとご家族の両方の希望にそった支援をすることを大事にしています」
です。
例えばですが、「学校に戻ってほしい」と思っているご家庭でも、お子さんはすぐに戻ることはできません。
こういう声かけをしたら、たちまち「お子さんの気持ちが前向きになった！」や「ちょっと休んだらすぐに学校に行く気になった！」というように、一朝一夕に学校へ行けるようになるお子さんは少ないです。
毎日毎日頑張って頑張って頑張って、それでもある日突然、本当に行けなくなってしまった。
そういうお子さんにとって、まずはどんなアプローチが大切なのか、それを一緒に考えていくことがきのこの役割だと思っています。
また前回の記事でも少し書きましたが、原田としては
「何でも良いから学び続けてほしい」
というのは常に思っています。
学校で習う算数や国語とかだけではなく、自分の興味のあることを極めるとか、人とのコミュニケーションを通じて自分の考え方を見直すとか、そういうことも「学び」です。
そうやって学び続けていく中で、「進学したい」「就職したい」といった希望が出てきたときは、お勉強のサポートももちろん行っていきます。
また最近では、ICT教材を使用した学習は出席日数になるというシステムもあるようですね。
とはいえ、フリースクールが学校の出席日数になるに越したことはないと思っています。
きのこでの活動実績を少しずつ積み上げ、教育委員会さんに認めてもらえるようこれからも頑張っていきたいと思っています。
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